Apr.10/2002
C値測定
2002年4月10日
いよいよ待ちに待ったC値を測定していただきました。測定を依頼したのは、「株式会社共ショウ 大阪支店 住宅資材課」です。課長の山田純嗣氏が来てくださいました。とても気さくな方で、準備をしておられる間、雑談をしながら、気密測定のことなどいろいろ教えてくださいました。いままで、数知れずC値を測定したが、入居後に測定するというのはめずらしいこと、入居後に測定する場合はたとえば、在来工法の住宅で、「世間で高気密住宅がはやっているが、うちはどれくらいあるのだろう?」という依頼で測定したことがあるが、スケールアウトして測定不能だったこともあるそうです。とにかく、最初から聞いているのは、C値が測定できるのは3くらいまででそれ以上だと測定不能である(といっても、実際にはC値5とか7とかもあるわけで、これについては、測定器の性能(たくさん空気を排出することができれば内外圧差は生じるわけですから)によるものと理解しております)ということで、十分覚悟をして望みました。
| 微粘着テープを窓枠につけると剥がすときに塗装を剥がすことも あるということで、和室に決定。室内ならどこでもよいとのこと。 まず、窓を開けて、ビニールのシートをエアータイトに窓枠に 貼り付けます。しわしわのシートが見えますか? |
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| ラッパの登場です |
筒の中はこんな感じです |
| ラッパとビニールシートをゴム製の筒で密着させて、ガムテープで貼ります |
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| ピンク色のチューブを室外に出します。 このチューブの先を、風の当たらないと ころに置いて、このチューブの先で外気 圧を測定します。 |
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| 外から見ると大きな穴がビニールに開いています、ここから室内の空気を出します |
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| セットアップ完了! |
つまみをまわして、どんどんファン の回転を上げていきます |
| 二つの数字が出ます。左側は内外圧差、右側はファンが どれくらい吐き出しているかを示す数値です。 単位はキロパスカル。まずは0点設定。 |
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| ファンの回転が速くなるとどんどん右側の数値が上がって いきます。それにつれて気密性が高ければ室内がどんど ん陰圧になっていきます。そうするとそれに伴って左側の 数値(内外圧差)が上がっていきます。あくまでも気密性 が高ければ、の話です。隙間だらけの家だと左の数値は 増えません。左の数値に注目してください! |
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| ほう〜、少しは内外圧差が出ているようです。 |
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そ し て ・ ・ ・ ど ん ど ん と フ ァ ン は 高 速 に な っ て い き ま す ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 三 井 ホ | ム さ ん 見 て ま す か ? じゃ〜〜〜ん! |
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| かなりの内外圧差が出ました!!! ひょっとすると、C値が出るかも知れない・・・ |
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| ビニールシートもぴんと張っています! |
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| ということで、極めて意外な結果が出ました。あらかじめファックスしておいた図面から建物容積を計算していただいており、その数値と本日の実測値とから算出すると、 測定結果 総隙間相当面積:456.47cu、C値:2.52cu/u 次世代省エネ基準を軽くクリアしてしまいました! いままで、いろいろと議論した経過があるだけにこの結果をどのように受け取ったらいいのか、はっきり言って戸惑っていますが、同時に驚きでした。 山田氏の話だと、新築で測定するときは、引き渡し前の、排気口などは換気扇がまだついていない時期に、空いている穴には詰め物をしたりして測定するらしく、築1年経って、もちろん換気扇が付いた状態でそこから漏れる分もあるのに、この数値が出るということは、新築時に通常測定するタイミングで測定すれば2前後だったのではないかとのこと。ベーパーバリアを設置しても3を切るのがやっとということもあるそうで、それを考えると今回の結果は満足のいくものとなりました。 余談ですが、今回山田氏に計算していただいた建物容積と、三井ホームがQ値計算時に使用した建物容積の値が、1立米しか違いませんでした! 図面の解釈の違いで10立米くらい違うことも多々あるそうで、 山田氏は鼻高高でお帰りになりました(^^; |
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