LAN
2000年12月1日

 今時、情報配線についても避けては通れない道です。まだまだこれから勉強していかないといけないのですが、とりあえず今漠然と考えていることから書いてみたいと思います。

 当初の予定では、書斎と二つの子供部屋にISDN配線をするという全くシンプルなものでしたが、このあと世の中の状況(私の考え方?)が少し変わってきているのでそれに対応していきたいと考え、変更することにしました。

 最近、NTTによりフレッツISDNサービスが始まりマスコミはこのサービスを大きく取り上げています。どんどんこのサービスを利用する人も増えているようです。しかしよく考えると(いやよく考えなくとも)現時点で考えられる一番理想的なインターネット環境はケーブルインターネットです。しかし残念ながら我が家が建築されているあたりでは、弱小のローカルなケーブルテレビ会社のテリトリーで、ケーブルインターネットを導入する可能性などかけらもありません。となると、今少しずつ注目を浴びているADSLはどうだろうか、と思い少し調べてみました。調べれば調べるほど、「将来はこれしかない」と確信を持つようになってきたのです。

 ADSLとは
Asymmetric Digital Subscriber Line」のことで、上りと下りの速度が異なるのでこう呼ばれています。アナログ回線において周波数の違いを利用して通信するので電話で会話しながらでもインターネットが可能です。しかも速度はISDNの10倍程度(640kbpsの場合)となります。またDSLモデムとしてルータタイプを選ぶと複数のパソコンを接続して同時にインターネットが可能だとのこと。

 参考までにお隣の韓国ではすでに140万人の人がDSLを使用しているらしいです。現在日本は、IT通信網として将来的に光ファイバーでいくのか、DSLでいくのか、迷っている段階だそうです。しかし、DSLならすでに配線は全国に張りめぐらされているわけで、どちらがよいのか、自明だと思うのですが。国を挙げて、DSLを早急に全国に普及させるのがもっともローコストハイパフォーマンスなのです。
ちまちまとしたISDNなどでは全く話にならないのです。

 日本がまともな国なら近い将来、全国にDSLが普及するはずです。どなたか賛同してくださいませんか!


 
というわけで、とりあえずそれまでは家庭内LANを構築し、分電盤内にはモデムを入れると完成する状態にして、インターネットはアナログ回線でじっと辛抱することにしたいと思います。

12月20日

 上棟までに一回電気工事の方と打ち合わせをしたい旨を監督さんにお願いして本日がその打ち合わせです。とりあえず自分で考えている配線を図示して意見を伺いました。そこで明らかになったのが、図面上は地下の洗面台上に分電盤があり、ここにISDN用TAが配置されていましたが、この分電盤はブレーカーが並んでいるだけの分電盤であるということ。それで場所を変えてフリーボックスを設置する必要性が生じました。それから漠然と考えていたのは「各部屋のRJ45モジュラージャックからフリーボックスまで配線された10Base-Tケーブルの先端は「♂」の状態でそのままHUBに差し込める状態で仕上がる」と思っていたのですが、そうではなくて
RJ45モジュラージャックー10Base-TケーブルーRJ45モジュラージャック(♀←→♀)の状態であるということです。ですからフリーボックス内でのHUBとRJ45モジュラージャックとの接続には「♂←→♂」のケーブルが必要になります。それからフリーボックスの位置で悩みましたが、ロフトに設置していただくことにしました。電話配線はバス配線、LAN配線はスター配線となります。上棟までにフリーボックスを選ぶことを宿題にしてもらって終了。なお光ファイバーケーブルに対してもこの配線で対応できるとのこと。将来的には100Base-TXが主流になるということですが我が家では10Base-Tケーブルでの配線で将来的にも問題ないと思います。

12月27日

 上棟時電気の打ち合わせでは特に問題なく終了しました。フリーボックスは外寸で325×550×110mmのものにしました。この大きさで妥当かどうかあまりよくわかりません。一応現時点でのまとめは下図のようになります。なおスプリッタ、DSLモデムはいずれここに入る予定ということで当面はフリーボックス内の電話用モジュラージャック同士を接続してインターネットに使用します。




2001年3月25日


フリーボックスはこんな感じです。はっきり言って狭いです


 Page 18 「これは満足・あれは不満」のところでも書きましたが、パソコン置き場がダイニングになりました。しかし、ダイニングにパソコン置くつもりはなかったので、LAN配線がありません。この点と、カラーボックスが狭いため、スプリッタとモデムとルータを入れる空間がないという点を同時に解消する方法が下図です。こうすることでわりとかさばるPPPoE対応ルータを書斎に置く事ができ、カラーボックスが狭いという問題点も解消されます。書斎に配線が2本引いてあったということが不幸中の幸いでした。ちなみにPPPoE対応というのは「Point-to-Point over Ethernet」の略称で、ルータに接続された複数のパソコンで同時にインターネットに接続できます。どのみちこのルータは必要だったので、今回採用したルータは、1粒で3度おいしいということになりますね。


2001年6月1日 ADSLデビュー!

 5月30日にADSL開通に向けてモデムとスプリッタがその1週間ほど前に宅急便で送られてきました。それまでフリーボックスの大きさが心配だったのでまず、収まり具合をチェック。何とかかろうじて収まりますが、モデムの説明書きに、「モデムの上、左右は5cm以上の隙間を開けること」が指示されていました。これを遵守しないと発火の恐れがあるとの警告もついています。ここでそれまでの計画が頓挫しました。モデムはロフトの床の上に置かざるを得ません。


 しかしトラブルはここからが本番でした。事前の話だと工事は5月30日の夕方には終わるのでその夜からADSLは使えるはずでした。がしかし、接続してもモデムの「ADSL」ランプはいつまで経っても点滅を続けます(使える状態なら点灯になるとのこと)。工事が遅れているのかなと思いつつ、とりあえず翌日まで待ちましたが、やはり状況は変わりありません。結局、NTTに来ていただいてチェックしていただいたのですが「セコムが邪魔しているためにADSLが使用できない、回線がもう一つ必要です。」とのことでした。そのあとセコムに問い合わせ、セコムのコントローラがスプリッタよりNTT側に合流しているためADSLが使えないのだろうとのことでした。とりあえず来ていただいてスプリッタより遠位側にコントローラを接続していただくという応急処置をしていただきました。おかげでその配線が玄関から寝室のロフトまで露出するという無様なことになりました。

 それにしてもADSLのことはセコムには最初から言ってあったはずなのですが、どうしてこんなことになるのでしょう?最終的にチェックしなかったこちらも悪いのでしょうが・・・。近日、配線隠蔽の工事が入るのですが、その工事費はこちらで負担しなければいけないのでしょうか?ああ、何という悲惨な状況!新居にセコムとADSLを両方導入しようと考えている方はくれぐれもご注意を。 

 それにつけてもADSLはすこぶる快適。下りはmax 1.5Mbpsとのことですが、拙宅のエリアでは「中継点からの距離を考えるとまあ1Mbpsくらいは出るでしょう」とのNTTの方のコメントがありましたが、それでも十分早いです。体感速度は常時1.5Mbpsを謳っているケーブルインターネットとほとんど同じです。上りも今までのことを考えたら信じられないくらいあっという間です。ルータを介してそれぞれのパソコンにつないでいるので、通常は必要なフレッツ接続ツールをインストールする必要がなく、起動時にこのツールを立ち上げる必要もありません(常時接続と言っても通常はこの立ち上げは起動する度に行わなくてはならないそうです、めんどくさそう)。しかしこの場合、パソコンは常時(パソコンを終了していてもコンセントが入っている限り)インターネットに接続していることになるので常にハッカーに侵入される心配はあるわけですが、まあそんなことは確率的には飛行機事故より低いわけで現実的にはあまり問題にはならないでしょう。ここにもルータのうまみがありました。ちなみにこのルータは、BUFFALO AirStation WLAR-L11-L (¥35000)です。

 


2001年8月8日 インターネットの通信速度について

「ADSLは快適」と前述しましたが、その後いろんなサイトをアクセスしているうちに大きな画像や動画を扱っているサイトではちょっと遅いと感じることがありました。そこで下記サイトを使って通信速度を測ってみました。
 インターネット回線速度調査 
 ブロードバンドスピードテスト 

■インターネット回線速度調査(http://junkhunt.net/icsi/)
調査日時 : 2001/8/8 14:50:18
--------------------------------------------------
1回目 : 257432 Byte  4.83 sec  53.30 kB/s  426 kbps
2回目 : 267726 Byte  4.77 sec  56.13 kB/s  449 kbps
3回目 : 256426 Byte  4.72 sec  54.33 kB/s  434 kbps
--------------------------------------------------
合計データ量 : 781584 Byte
合計伝送時間 : 14.32 sec
平均スループット : 436 kbps  54.58 kB/s

という結果が出ました。いろんな時間帯で調べてみましたが、早いときでも480kbpsくらいしか出ません。これは書斎のパソコンでも無線LANでつながっているダイニングのVAIOでも同様の結果だったので、とにかくNTT側問い合わせてみることにしました。

まず、116番で聞いたところ「それでもISDNの7〜8倍は出ているのですからそれで納得してもらえないか」と言われました。まさに官僚体質のNTTらしいコメントです。しかし、当初は中継点から1kmくらいだから1Mbpsくらいは出るだろうと言われていたのが400余りしか出ない、その上原因も分からないままでは納得できないからとにかく何か原因となるようなことはないかどうか調べてみて欲しい旨を話して、調べてもらうことになりました。2時間ほどしてから、結果の報告がありました。それによると、
・途中に地下ケーブルを経由している部分があり、ここはケーブルが細いこと
・途中に150mほど、ISDNの線が混じっていること
という理由で遅いのであろうとのこと。地下ケーブルについてはこれを避けて通ることはできないそうです。ISDN回線については「枝払い」をすれば100〜200kbpsくらいは上がるだろうとのことですが、「どれくらいの効果があるかは実際にやってみないとわからない」そうです。また工事は有料(25000円)ですが、工事の前後で速度が変わらなければ「お代はいただかない」が、10kbpsでも速くなれば「お代は全額いただきます」とのこと。10kbpsのために25000円出すのもあほらしいし。
これ以外に、考えられる選択肢として、
・公称最大8MbpsのYahooBBかSo-net のADSLに乗り換える
・パソコンの設定をいじる
がありますが、乗り換えについてはYahooBBへの乗り換えの場合、「まず現行のADSLを契約解除してから、Yahooに申し込み、審査が通れば本申し込み、そして開通」となりますが、問題は現行のADSL契約を解除してからはしばらくモデムでアナログ回線を使ってインターネットをしなければならないと言うこと(常識的に考えるとYahooのADSLが開通する直前に現行のADSLを解約する、つまりモデムを使う時がないというのが当たり前だと思うのですが)、これはNTTの汚いやり方以外の何者でもない。
パソコンの設定をいじる場合、MSU等による速度調整を行ったりするようですが、これはパソコンのレジストリレベルでの設定をいじることになり下手をすると他の機能にも影響が及ぶし、ちょっと素人には難しいかも・・・
ここで参考になるサイトを一つあげておきます。
  このサイトの掲示板が大変参考になります。(その後このサイトは「ブロードランド」と名前を変えて賑わってます。)


 


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