三井ホーム殿

 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当方の家もすでに竣工後1年を経過し、1年点検を迎えました。この機会に拙宅の構造上の問題(?)についての貴社の見解を求めたく、このような文面を作成させていただきました。
 つきましては下記の疑問点に関する貴社のコメントをいただきたく思いますので、何卒ご高配いただきますよう、お願い申し上げます。

 貴社でもご存じかと存じますが、当方、家造りに関するホームページを公開しており、その中で、ある三井ホームオーナーの方から工法についてのご指摘をいただきました。要点は、「PAW工法とベーパーバリア無しの組み合わせが構造上、問題になるのではないか」というご指摘です。また貴社のQ値の計算についても問題があるのではないかとのご指摘もいただきました。

Q1. そこで、建築確認通知書を確認してみました。拙宅は、基準金利適用住宅(省エネルギータイプ+耐久性タイプ)ということですので、基準金利適用住宅工事仕様書の部分を見てみると、V.5.3 防湿材の施工 の項に、「結露防止のために(断熱材の)室内側に必ず防湿剤を施工する。」… とありますが、拙宅ではそのような処置は施されておりません。この件についてのコメントをお願いいたします。

Q2. そもそも、拙宅では設計段階ではまったく外壁の構造については施主側に、選択肢を与えられず、知らない間にPAW工法を採用されておりました。契約当初の段階では、外壁は「ラスPMモルタル+弾性アクリルリシン吹付」だったのが、最終的には「PAW工法用モルタル下地+弾性アクリルリシン吹付」に知らない間に変更されていました。この点についても、どのような経緯・必然性でそうなったのかということについてのコメントをお願いいたします。

Q3. 拙宅竣工時期以降、◯▲地域で小生の把握する限りでは4棟の貴社の家が建ちましたが、通気工法を採用しておられる家は、ほとんどないようにお見受けいたします。これはいかなる理由によるのでしょう?

Q4. 昨年10月に拙宅のQ値(計算値)を算出していただいたのですが、この計算の中で、換気回数n=0.5という数値が使われていたため、この値はどのようにして出すのか?と元現場監督の方に問うたところ、「計算を行う上で決められている数値です」とのご回答をいただきました。    その後の当方で得た情報によると、0.5という数値は、おそらく機械換気が正常に働いていると言う前提で0.5回/h ということだと思われます。しかし、C値(相当隙間面積)が例えば「5」とすると、自然換気分だけで 換気回数が0.5回増えます。 それに機械換気分を足すと、1回/h となり、明らかに過換気になります。 つまり、換気による熱損失が倍になるわけですが、そのようなことを加味しないと文字通り机上の計算で終わってしまうような気がするのですが、この件についての貴社のコメントをお願いいたします。

Q5. 当方では、近々、C値を測定していただくこととなっておりますが、当方と同様の構造の場合(PAW工法とベーパーバリア無しの組み合わせ)、妥当な施工がされたとして、C値はどれくらいの値が期待できるのでしょう?そのような実験的データをお持ちでしたらお教え願えませんでしょうか?

  とりあえず以上です。
  お忙しいとは思いますが、よろしくご回答いただきますよう、お願い申し上げます。
  毎日これらのことを考え、夜も眠れず悶々とした日々を過ごしております。
  是非とも貴社の明快なご回答をいただけることを切に希望いたします。