Mar.24-Sep4/2002
一年点検
2002年3月24日

 第二回目の定期点検が行われました。本日来てくださったのは、課長代理のK氏。前回も課長代理の方だったのですが、転勤で今回からはK氏が担当とのこと。ちなみに課長代理という肩書きの方は大勢おられるようです・・・これって「顧客満足」の一環でしょうか?! こちらであらかじめ出しておいた不具合箇所(こちら)も含めて、外回りから各室ごとに見て廻っていただきました。

 ちなみに、3ヶ月点検の時に室内ドアの蝶番は交換してもらってからまったくきしみがなくなりました。見事に根治できております。

 以下に今回の点検について、各室ごとに不具合と対応について挙げてみます。

1.外回り・地下室
 地下室のクラックについては、金槌でトントンとたたきながら内部の状況を把握?、結果はこれらのクラックはヘアークラック(構造上問題のないクラック)の可能性が高く、このままで様子をみます、とのことでした。
 外壁の入隅角のクラックについては、現場監督・工務店と相談して対応するとのこと。おそらく「シリコンを詰めて吹き付け」するだろうと。
 あと、排水溝のチェックをしてもらいましたが問題なし。排水桝清掃の説明もしていただきました。

2.玄関
 収納ドアのネジのゆるみ・・・後日調整

3.和室
 障子・ふすまの建て付け・・・後日調査してから対応を決める

4.ダイニング・キッチン
 K氏は3月8日の水難事件のことをまったくご存じなかったようです。サンウェーブさんから連絡が行っているはずだが?、と問うと「おそらくデザインテックのほうに連絡が行っていてそこで止まっているのだろう」とのことでした。一応、その時の顛末について説明しておきました。

 巾木の浮き・・・構造上の問題はなし、どれくらいの程度でどんな対応をするかという基準値はないが、シリコンのパッキンを詰めたり、ひどいときには巾木をいったんはずして床面まで下げたりするらしい。これも後日対応

5.2階
 浴室ドアの建て付けが悪くなった・・・即日調整、お見事!
 浴室のコーキングがはずれてきた・・・後日対応
 トイレの建具の不具合・・・後日対応

 なお、和室をのぞく全室にクロスの不具合が生じています。特に入隅のコーキングが割れてきているところがたくさんあります。これは経年変化でどうしても最初の1〜2年は家が動いているために割れてくるとのこと。では「23ヶ月点検まで待ちましょう」という回答になるかと思ったのですが、今回手直し作業していただけそうです。またクロス施工時のノリが乾いてまだらになっているところもあります。ここもノリを拭き取っていただけるとのこと。

 また以前、ゴア先生より指摘されていた件(PAW工法とベーパーバリア無しの工法についての問題)についての三井ホームのコメントをいただきたく、文面での質問状を渡しました(こちら)。上述の中で後日対応の項目については事前調査・一部例外をのぞいて4月3日に工事していただくことになりました。


3月25日

 夕刻、三井ホーム ◯◯支店 カスタムセンター所長:H氏と三井デザインテック◯◯支店△◆営業所長:N氏の突然の来訪。「できるだけのことはさせていただきます」とのこと。はて??この時点では詳細については不詳。

3月26日

 夜勤中に、カスタムセンター課長代理K氏から連絡あり。「上司とも相談しているのですが、キッチンのフローリングは張り替える方向で検討しております」との由。

3月28日

 朝から、工務店の営業課長Y氏の来訪。なんでも、拙宅施工時担当の工務店が昨年末頃に倒産したとのことで、別の工務店の方でした。和室の建具の件、その他、工務店担当の対応箇所について下調べをしに来られました。いくつかの部分を見られたあと、和室障子枠等のの採寸をされました。結果、以前から放置されていた障子は右図のように枠が平行四辺形になっていることが判明しました。そしてこれは「施工サイドからやり直しを言い出すべきレベルの不具合」だそうで、「枠・クロスも含めてやり直させていただきます」ということでした。これって最初からなので、経年変化では断じてありません。

 一年点検の時に、ついでにといっては何ですが、和室の腰窓の部分の障子の反り、フスマの建て付け不具合(平行四辺形症候群とでも申しましょうか?)を指摘しており、それを施工し直すかどうかは、ハウスメーカーの判断に委ねようと思っています。フスマについては、調整でいけるとのこと。 

 
定位置はOKだが・・・ いっぱいに障子を開けると隙間が・・・
そして、腰窓の障子(上写真が症状)については、意外なことが判明しました。最初は下左のように単純に一つの建具の一辺が反っているだけだと思っていたのですが、事態は以外と深刻でした。実際には下右のように建具枠の一辺の反りがまず最初にあり、それにあわせて一つの建具の一辺が加工されていたのです。施工時に枠をやり替えるのは大変だから建具をいじって調整しようという発想です。すべての障子が定位置にあれば、見た目はみんなぴったりと収まっていますが、いざ障子を動かしてみると不具合が露呈してしまいます。しかし「この部分については窓も絡んでくるしこのままでご勘弁を・・・」とのこと。施工時の発想は許し難いですが、症状は軽微なのでこの部分についてはこちらもそれで承知しました。和室建具の不具合は、施工時の工務店のままだと露呈しなかったかも知れません。枠が歪んでいるのを知っていたからこそ、あえて放置されたのではないか?なんて思いたくもなりますね。
建具の反りだけだと
思っていたが・・・
実際にはもっと重症
だった・・・
 ということで、和室建具の不具合は、資材を確保してからの修繕となるので、4月3日よりもう少し後になるようです。工務店の方が帰られてすぐに、ノーリツさんが来られて浴室のコーキング作業をしていただきました。




4月3日 外壁入り隅の補修

 なんせもう半年も前のことなので、詳細については忘却の彼方です(^^; 一応写真だけ載せておきます。


準備
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まず防水のコーキングをします
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拡大
仕上げの塗装
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 キッチンの補修については、あまりにもこちらの日常生活に来す支障が大きく、今回は見送ることにしました。これに伴って、三井さんから、「今後は保証期間にかかわらず、不具合が生じれば対応させていただく」というコメントをいただきました。巾木の浮きについては、雨漏りの工事の時に一緒にしていただけてます。




9月4日 和室・クロスの補修


 建具資材はとっくに用意できていたのですが、気密性についての三井さんとのやりとりの結果、万が一、ベーパーバリア貼りがされた場合、再々補修となる可能性があったので、和室の補修をしばらく待っていただいていたのですが、幸い??ベーパーバリア貼りの工事はなくなったので、和室の補修をしていただきました。




 工事は二日間で無事終了しました。今度は、どちらの障子も開けても閉めても枠とぴったりです。

 この工事中に、クロスの不具合についても補修が行われました。リビング、寝室の天井と壁の間の入り隅についても、ハシゴ等を使用して「可及的」に行われたようですが、どうしても届かない部分があり、「これ以上は足場がなければできませんのでご了承ください」ですって。 そんなことは、最初からわかっていましたが、足場が必要だなんてことは、カスタムの方からは一言も今まで聞いたことがありません。ですから、足場なしで高いところの補修をするのにはどのようなワザが出てくるのだろう?と密かに期待していたのですが・・・     ちゃんちゃん♪





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