Jun.5-Aug.5/2002
水難!その2(結末編)
2002年6月5日記

 5月29日にマンホールの蓋のページをアップしたその翌30日にマンホールの蓋を三井ホームさんが持ってきてくださったのですが、そのときに原因と今後の対応についてのコメントを紙面でいただきました。
以下にその内容と
施主の疑問点を示します。

5月30日 三井ホームよりの報告
・・・・漏水の原因が判明しましたので今後の対策と併せて以下の通りご報告申し上げます。

1.原因について
けらば軒天井と外壁との取り合い部分にはコーキングを施しておりますが、この部分の隙間から風を伴った雨水が浸入し外壁フェルトを伝い、セコム施工によるサッシ貫通穴から漏水したことが原因でした。コーキングは経年変化や建物自身の挙動等によりその防水性能は低下するものです。そのために万が一、雨水等が侵入しても問題のないように、外壁フェルトで防水性を確保しています。またご心配の胴縁の腐れにつきましては、材そのものに防腐防蟻処理したものを使用していますのでご心配は不要と思われます。また一過性の雨水等の侵入に対しても、ご採用いただいております通気工法は、速やかに水分を放出するため乾燥度合いも高く、他の外壁工法よりも建物の耐久性も断然高くなっております。

2.対処方法
順序として
@セコム取り付けのキャッチセンサーの取り付け穴について全数チェックを行います。
A軒天と壁の取り合い部に新たに4面にコーキングを再処理致します。

3.施工日程
梅雨も近くなってきておりますので、日程については後日お打ち合わせさせていただきたいと思います。
6月5日 三井宛に出したファックス内容
Q1. 原因については断定でよろしいでしょうか? 屋根から、もしくは外壁吹き付け→モルタル→セメントボードというルートである可能性はないと断定できますか?

Q2. コーキングは経年変化で云々 とありますが、これは日常的にどの家でもある話で、顕在化しないだけの事なのでしょうか?それとも拙宅だけで起こった現象なのでしょうか? もし拙宅だけで起こった現象だとするとそれはどういう理由によるのでしょうか?

Q3. 通気工法は、速やかに水分を放出するため云々 とありますが、 これについては、御社でデータはお持ちなのですか? 前回の漏水調査が行われたのは5月21日でしたが、この時点でセメントボードは、明らかに湿気を含んでおりました。この日の前日は雨は降っておらず、さかのぼると19日の未明に少量の降雨があっただけですが、それでもこれだけ湿気を確認できているのに、それでも、乾燥度合いも高く・・・というようなことが言えるのでしょうか? 甚だ疑問です。

Q4. 対処方法として、まずセコムのチェック、続いてコーキングとありますが、セコムのチェックは要るでしょうか?もし、今回、セコムの穴が開いていなければ、潜在的に雨漏りし続けるわけで、そうすると知らない間に胴縁、セメントボードが慢性的に湿気を帯びた状態が続き、いくら防腐処理がしてあるといえ、耐久性・耐力が低下することが予想されます。他にも予期し得ぬ不遜の状態を招く可能性も否めないと考えます。要するに、このような状態になる前に、セコムの穴のおかげで雨漏りが顕在化したと考えることができます。「臭いものには蓋をする」的な発想はやめていただきたい。蓋といえば・・・非常に脆弱なマンホールの蓋が使用されてはならない場所に全国的に使用されているようでこれについても非常にゆゆしき事態だと危惧いたします。けが人が出たり、新聞沙汰になる前にリコールされたほうが良いのではないでしょうか?雪印や三菱自動車の二の足を踏む前に、誠意ある対応をされることを切に希望いたします。
kaora先生邸の工事にしても然り、どこまで顧客をバカにしたら気が済むのでしょう!!御社のような優秀なハウスメーカーにふさわしいリスクマネージメントを期待いたします。
話がそれてしまいましたが、梅雨も近くなってきておりますので・・・とありますが、その後、御社から連絡がありません。セコムのチェックはしていただかなくて結構ですので、軒天と壁の取り合い部分のコーキングのみ早急にしていただきたいと思いますので御高配いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。



2002年6月13日〜15日

 軒天と外壁の取り合い部のコーキングが行われました。天気は薄曇り。この季節にしたら上等でしょうか。朝8時半頃から2台のトラックが到着。足場会社の方は、拙宅の建築の時にも来ていただいた方のようで、「外壁塗り替えですか〜? まだ、新しかったですよね?」と(^^; 

久しぶりというか、はやばやというか? 足場の登場です。

三井ホームの垂れ幕は残念ながらありません ベランダのウッドデッキの養生
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この写真の右下のあたりが雨漏り部の直上です
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雨漏り部の直上のみならず、クラックが多数見つかりました!!
でも本当にこが雨漏りの原因でしょうか?
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補修のコーキングは以下のように行われたようです。
下塗り(推定)
コーキング(推定)
仕上げ(推定)

 以上のようにコーキング作業は無事終了したようです。なお軒下部撮影は、カスタムセンターマネージャーのS氏がしてくださったようで、ご協力ありがとうございました。 また、セコムのチェックの件ですが、これはセコムさんが自発的にチェックの申し出があったということで、上げ下げ窓(センサーの位置が上部になるので雨漏りの原因になる可能性があるらしい)の部分のみチェックして帰られたようです。 うちの嫁がせっかくの機会だからと言って足場に登っての窓拭きを希望したのですが、危ないということで工務店の方がしていただいたようで、重ねてありがとうございました。

 ついでですが、浴室ドア周りの件、12日にアップして、翌朝(足場設置した日)にはすでに見に来ていただいて、コチラについても本日補修が行われたようです。素早い対応で、重ねがさねありがとうございました♪ この件についてはそちらのページで報告します。

 しかし、思い返すと・・・ 風が吹いたり、日が照ったりすると、よく家が鳴るのですが、伊達ではなかったわけですね(^^;
これで雨漏り、止まってくれると嬉しいのですが・・・ 止まらなかったら致命的!!ですね。

 しつこいようですが本当に雨漏り、これで止まるのでしょうか??いったん雨漏りが止まったとしても、このコーキング、どれくらいもつのでしょうねぇ???ひょっとして1年ごとにコーキング必要だったりして(^^;

 あと、先日提出した質問の回答をいただいた時点でこの件についてはとりあえず終了としたいと思います。


6月17日 三井ホームからの回答
雨漏れ原因の特定について

放水試験の状況および結果からも、屋根および外壁面からの漏水ではないと考えます。

コーキングの経年変化と雨漏れの関係について
コーキング自体は経年変化によって劣化します。しかし今回の漏水の原因はコーキング自体の経年変化よりは建物自体の動き等によってセメントボードと軒天との境界面に充填したコーキングとが剥離し、その隙間からの漏水が原因と思われます。薄利の原因は施工時の環境(温度・湿度等)にもよりますので、特定はできません。漏水事故は残念ながら当社にも過去に例があるのですが、特に風を伴った雨により雨水が浸入した例がいちばん多く見られます。これは高台の建物や建築地の立地条件や、風の通り道に当たった等の自然環境によることが一因とも考えられます。

通気工法について
通気工法は事故的に侵入した水分の排出および直接の構造躯体への雨掛かりを防ぐ機能により、性能表示の「劣化の軽減」等級3の性能では構造躯体3世代(75-90年)程度の期間にわたり保持することを可能とする仕様のひとつとして公的に認められた工法です。水分の放出については、同工法に関する非通気工法と比較したときの一般的な知見から申し上げております。従いまして当社独自で水分放出に関するデータの用意はしておりません。なお、セメントボードおよび胴縁にあったとのご指摘の湿気については4月24日の放水試験の際には、強制的に水に圧力をかけて短時間で雨水の進入を再現いたしました。従いまして短期的に胴縁やセメントボードの水分の吸収量も高くなっています事と推定されますが、長期耐久性については問題はないと判断いたしておりますこと、何卒ご高察頂きたくお願いいたします。


月17日 コーキングの経年変化と雨漏れの関係について
建物自体の動き、立地条件、自然環境等が原因として考えられるということですが、今後のコーキングの剥離の可能性についてはどのようにお考えでしょうか?年に一回くらいは今回クラックが入った部分の点検は行ったほうがよいのでしょうか?

8月5日 コーキングの点検について
コーキング補修時の作業環境(温度等)も特に問題ありませんでしたので通常の10年目の点検で問題ないと思います。
 以上のようなやりとりで一応、終了した形といたしました。 コーキング補修時の作業環境に問題がないので通常の10年目の点検で問題ないとの三井ホームの結論ですが、建物の立地条件・自然環境が一因かもしれないということについてのフォローはしなくてもいいのでしょうかねぇ??? まあ、望遠鏡でも買って、施主サイドで定期的に点検しまっさ〜(^^;  いろいろとがんばってはいただいたのですが、納得にはほど遠い結末となりました。



2003年3月

 果たして、このお話には続きがありました。 まあ、残念ですが予想通り、っていうか、ちと予想よりは早かったですか。。 この件については水難その後というページを作ったのでそちらへ。











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